ブラインドゴルフとは?
日本でゴルフが始まって100年以上経ちました。ゴルフは幼児から90歳を超すお年寄りまで楽しめる生涯スポーツとして注目されています。
ゴルフは、止まっている球をクラブで打つスポー ツですから、目の不自由な方もプレーできて運動不足の解消に最適です。
戸外の空気を満喫しながら、白球を追って芝生の上を思いっきり歩いてみませんか。ナイスショットした時の手の感触、カップに球が吸い込まれた瞬間 の心地よい響きは忘れられない快感です。
ブラインドゴルフはどのようにプレーするのか、簡単にご紹介します。
練習ラウンド(琵琶湖)の写真を表示しています。写真をクリックすると拡大表示されます。
ブラインドゴルフでは、晴眼者(パートナー)が視覚障害を持つプレーヤーの目の代わりになります。
パートナーは、ボールの位置、打つ方向、残り距離、スタンスの取り方、コースの状況、バンカーなどの障害物の場所などをプレーヤーに分かり易く教えます。
ショットの前に、パートナーがプレーヤーのクラブに触れて、セッティングを手伝います。 |
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パートナーの情報に基づいてブラインドゴルファーはプレーをします。
ゴルファーが空振りすればもちろん、1打にカウントします。打数の数え方は一般のゴルフと同じです。
スコアカードへの記入はパートナーが行います。 |
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ゴルフ場では、パートナーとゴルファーは常に二人三脚のように行動を共にします。パートナーのアドバイスとサポートがゴルファーの唯一の頼りです。
移動時に上手にガイドされると、ゴルファーは安心してゴルフを楽しめます。
使用する用具やコースは一般のゴルフと同じです。 |
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バンカーなどのハザードでは、クラブのソール(アドレス時の接地)が許されます。
「スイング時のアドレスのセッティング」と「ハザードでのクラブのソール」の二点だけが一般のルールと異なります。
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女性もゴルフを楽しんでいます。女性ゴルファーはレッドマークからティーショットします。
ブラインドゴルフは、パートナーの協力があってはじめて成り立ちます。
ナイスショットの快音やカップインした音はブラインドゴルファーの大きな楽しみです。パートナーも一緒に飛び上がって喜びます。 |
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ブラインドゴルフを紹介するビデオを掲載します。 5分間のビデオです。
YouTubeからダウンロードしますので、時間が掛かります。しばらくお待ちください。
ビデオ画面がすぐ下に現れます。画面の中央のボタンをクリックしてください。
◆ ゴルフパートナーの心得12か条 ◆
OBG 大会エチケット委員長 大迫 務
ようこそ!! 大阪視覚障害ゴルファーズ協会(通称OBG)のボランティア会員へのご入会、ありがとうございます。視覚障害者は、目の代わりをして一緒にゴルフに挑戦してくれるゴルフパートナーの方々を求めております。
■視覚障害者の目の代わりをするボランティア会員の心得として次のような点に留意することが望ましいと考えます。(以下、視覚障害ゴルファーを「プレイヤー」と記します)
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基本的立場としてプレイヤーの目の代わりをする。
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プレイヤーのゴルフ歴を尊重する。
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プレイヤーの中には全盲の方と弱視の方がおられます。特に弱視の方の視力に大分差がありますのでその方の視力を知ることが必要です。
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打球練習場では自己紹介、プレイヤーの打球方向、飛距離などを報告する。 打球方向は一般的に目標方向を時計の12時とし、それより左なら11時とか、右なら1時とか方向を時計時間で声掛けをする。
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打球練習場で、初めて会うプレイヤーには技術的なアドバイスはなるべくせずに、 ナイスショットのとき声を掛ける。プレイヤーに不安や、不審、自信を失わせることがないよう注意する。
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ボランティア会員は自分流ゴルフ術を強要しない。プレイヤーのサポート役に徹する。打球練習時にプレイヤーから相談があれば少々のアドバイスは先輩パートナーと相談して行う。
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練習ラウンド中は、特に技術的な指摘はパートナー側からはしない。プレイヤーの方から求められた場合も最小限にとどめる。
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クラブ選択はプレイヤーにまかせる。
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ゴルフルール・マナーの尊重、特別ルールの活用、使用球の確認など行う。
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ゴルフコースではデボットの砂入れ、グリーン上ではボールマークの手直し、バンカーならしなどは必ず行う。
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グリーン上では他のプレイヤーのラインを踏まないよう注意する。
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練習ラウンドではプレー時間の短縮(ハーフ2時間半)、打数確認はプレイヤーとパートナーとの共同で行う。
上記パートナーとしての心得を書きましたが、これからの私たちの願いは、ゴルフを通して一人でも多くの視覚障害者が社会参加されて、ゴルフの楽しい大きな輪が出来ることです。
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ブラインドゴルファーのパートナーとして、ボランティア活動にご興味のある方はこちらへどうぞ!
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